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入籍後の手続きの順番は?結婚したらやることを徹底解説

結婚に伴う手続きは、役所での手続きから、保険や税務関係、さらには銀行や保険の名義変更まで、多岐にわたります。何から手をつけるべきか迷ってしまうこともあるでしょう。この記事では、結婚後にやるべき手続きを効率よく進めるためのSTEPを詳しく解説していきます。

目次

結婚に関する手続きに必要な物4点

新姓の印鑑

結婚後、姓が変わる場合は新しい姓の印鑑を準備しておきましょう。婚姻届を提出した後、銀行口座や住民票の変更、各種契約書類の手続きが必要です。この際、新姓の印鑑がないと手続きがスムーズに進まないため、早めに準備しましょう。

印鑑には主に実印、銀行印、認印の3種類がありますが、法律で決まった規定はありませんので、必要だと思うものを準備しておけば大丈夫です。ただし、実印と銀行印は紛失時のリスクが大きいため、普段使う認印とは別に用意しておくと安心です。

専門店で作成する場合、1週間程度かかることもあるので、婚姻届を提出する前に準備を始めておくことをおすすめします。

本籍が記された住民票

結婚後、姓や住所の変更を行うために、本籍が記載された住民票が必要です。特に運転免許証やパスポートの名義変更、また金融機関での名義変更手続きの際に必要になります。

婚姻届を提出すると、住民票に記載されている姓や本籍は自動的に更新されますが、世帯主や現住所の情報については別途変更の手続きが必要です。

戸籍謄本

基本的には、大半の手続きで住民票や運転免許証があればOKですが、婚姻届けの提出とパスポートの申請の際に戸籍謄本が必要となります。結婚旅行で海外に行くなど、パスポートが必要となる場合は早めに準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。

婚姻届け受理証明書

婚姻届を提出すると、婚姻届受理証明書を受け取ることができます。これは、正式に婚姻が成立し、法律上の夫婦となったことを証明する書類です。結婚後新しい戸籍がつくられるまで数日かかるため、その間に婚姻関係を証明する必要がある場合に利用できます。

なお、婚姻届受理証明書は、金融機関での名義変更や運転免許証の変更手続きには使用できない場合もあるので、注意が必要です。

結婚したらやることStep0:婚姻届の提出

婚姻届が受理された日が入籍日となります。休日や夜間でも、「夜間休日窓口」で提出が可能です。2人の特別な日に提出するのもおすすめです。

入籍で必要なものは以下の4点です。

婚姻届け

必要事項は全国共通なので、どの婚姻届を使っても構いません。最近では、キャラクターがデザインされた可愛い婚姻届や、ご当地婚姻届も。書き損じに備えて2〜3通ほど用意しておくと安心です。

証人2人の署名と捺印が必要なので、証人を遠方に住んでいる人に頼む場合は早めに準備しましょう。

印鑑

彼と彼女、それぞれ準備しておきましょう。

本人確認書類

パスポート、運転免許証、マイナンバーカード、国または地方公共団体の機関が発行した身分証明書、身体障害者手帳であればいずれか1つの提示でOKです。

写真がないマイナンバーの通知カード、国民健康保険、健康保険などの被保険者証、国民年金手帳は2つ以上の提示が必要になります。

ペン

黒のボールペンや万年筆を使いましょう。消えるペンや鉛筆はNGです。

本籍が分からない場合は、戸籍謄本などの書類で調べる必要があります。書類の取り寄せに時間がかかる場合もありますので、1〜2週間ほど前から準備しておくと安心です。

なお、外国籍の方と結婚する場合は、必要な書類や手続きが異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

結婚したらやることStep1:役所での手続き

転出届(引越しの14日前から)

結婚に伴い引越しを行う場合は旧住所の市区町村の役場で転出届を出す必要があります。転出届は、引越しの14日前から提出できます。この時にもらう転出届を、新しい住所の役場に提出する必要があるので、大切に保管しておきましょう。

  • 手続き場所:住所地の市区町村役場
  • 必要書類:本人確認書類、印鑑
  • 費用:無料
  • 優先度:☆

転入届(引越しの14日後まで)

結婚による引っ越しの場合、婚姻届と同時に転入届を提出すると、新しい名前で住民票を発行してもらえます。事前に旧住所の役所で転出届を提出し、転出証明書を受け取る必要があります。転出届は引越しの14日前から受付け、その後、転入届を新住所の役所に14日以内に提出しましょう。

  • 手続き場所:住所地の役場
  • 必要書類:本人確認書類、印鑑、転出証明書
  • 費用:無料
  • 優先度:☆

新しい住民票と戸籍謄本の取得

婚姻届と転入届を提出後、住民票と戸籍謄本(新姓・新戸籍反映済みのもの)を最低2部以上取得しておきましょう。運転免許証や銀行の名義変更の際に必要となります。事前に役所に発行可能か確認しておくと安心です。また、婚姻届受理証明書があれば、その場で住民票を新姓に変更してもらえます。

  • 手続き場所:新住所地の役場
  • 必要書類:印鑑、本人確認書類、婚姻届受理証明書
  • 費用:自治体による
  • 優先度:☆☆☆

マイナンバーカードの取得(婚姻届の提出後2週間以内)

結婚によって住所や苗字が変わった場合、マイナンバーカードの更新手続きが必要です。新しい苗字や住所が反映された住民票を持参し、最寄りの市区町村役場で手続きを行いましょう。

  • 手続き場所:新住所地の役場
  • 必要書類:マイナンバーカード、本人確認書類
  • 費用:無料
  • 優先度:☆☆☆

健康保険の氏名変更(婚姻届の提出後2週間以内)

健康保険の氏名変更は、婚姻届提出後2週間以内に行う必要があります。新しい氏名が記載された本人確認書類を準備し、期限内に忘れずに手続きを済ませましょう。

  • 手続き場所:新住所地の役場
  • 必要書類:健康保険証、印鑑、本人確認書類
  • 費用:無料
  • 優先度:☆☆☆

新しい印鑑の印鑑登録

実印の登録は、現在の住所地を管轄する市区町村役場で行いますが、転出届を提出して住所が変わると管轄が変更され、さらに結婚による苗字変更でも登録が無効になります。そのため、転居や転入の手続きと一緒に、新しい住所の市区町村役場で印鑑登録をし直しましょう。

  • 手続き場所:新住所地の役場
  • 必要書類:本人確認書類、新姓の印鑑
  • 費用:自治体によって異なる
  • 優先度:☆☆☆

国民年金の氏名・住所変更(婚姻届の提出後2週間以内)

結婚によって氏名や住所が変わった場合、国民年金の氏名変更や住所変更手続きが必要です。ただし、マイナンバーと基礎年金番号が結びついている被保険者であれば、原則氏名変更や住所変更の届出は不要です。

  • 手続き場所:新住所地の国民年金担当窓口、自治体の年金事務所
  • 必要書類:年金手帳、印鑑
  • 費用:無料
  • 優先度:☆☆

結婚したらやることStep2:運転免許証の氏名、住所変更

結婚後、苗字や住所が変わる場合には、運転免許証の変更手続きが必要です。変更手続きには、新しい住民票や結婚後の氏名が記載された公的書類が必要です。最寄りの警察署や運転免許センターで手続きできますので、早めに済ませておきましょう。

役所での手続きが済んだら最初に運転免許証の名義変更を行うことをオススメします。このあとに、本人確認書類として様々な手続きに使えるようになるからです。

  • 手続き場所:警察署(平日のみ)、運転免許センター、運転免許試験場
  • 必要書類:運転免許証、新しい本籍・氏名が記載された住民票の写し
  • 費用:無料
  • 優先度:☆☆☆

結婚したらやることStep3:銀行での手続き

銀行口座の氏名・届出印の変更

結婚して苗字が変わったのに、銀行口座の名義が旧姓のままになっていると、ローンを組むときに対応してもらえない可能性があります。また、万が一銀行が破綻したときにお金が引き出せなくなるリスクもあります。トラブルを避けるために、早めに変更することをおすすめします。

  • 手続き場所:銀行窓口(平日のみ)、郵送、電話、インターネット
  • 必要書類:通帳、キャッシュカード、旧姓のお届け印、新姓のお届け印、本人確認書類
  • 費用:無料
  • 優先度:☆☆☆

共有口座の開設

結婚後の生活費や貯金を管理するために、共有口座を開設するのも良いアイデアです。この口座を利用して家賃や光熱費、食費などを管理すると、家計が明確になります。銀行で共有口座を開設する際には、必要な本人確認書類を揃えておきましょう。また、お互いの収入や支出を把握し、協力しながら家計を運営することが大切です。

  • 手続き場所:銀行窓口(平日のみ)、郵送、電話、インターネット
  • 必要書類:通帳、キャッシュカード、新姓のお届け印、本人確認書類
  • 費用:無料
  • 優先度:☆

結婚したらやることStep4:パスポートの新規発給・氏名変更

海外での新婚旅行を計画している場合、搭乗手続きの際にパスポートと航空券の名前が一致していないと、飛行機に乗れません。パスポート名義変更には、パスポート、戸籍謄(抄)本、証明写真の3つが必要ですが、戸籍謄(抄)本は婚姻届提出後数日かかることがあります。旅行が近い場合は、役所で「婚姻届受理証明書(有料)」を取得し、パスポート申請時に持参することで、後日戸籍謄(抄)本を提出して手続きを完了できます。

  • 手続き場所:新住所地のパスポートセンター
  • 必要書類:パスポート、戸籍謄本(婚姻届受理証明書)、顔写真、住民票
  • 費用:6000円
  • 優先度:☆☆☆

結婚したらやることStep5:【その他】各種契約に関する変更手続き

クレジットカードの氏名・住所変更(銀行口座の名義変更後)

苗字が変更になる場合は、クレジットカードの名義変更も忘れずに行いましょう。クレジットカードと銀行口座の名義が一致しないと、引き落としができないなどの問題が発生することがあります。多くの場合、インターネットで手続きができるので、時間があるときに早めに対応しておくことをおすすめします。

  • 手続き場所:電話、インターネット
  • 必要書類:クレジットカード、新姓の印鑑、本人確認書類
  • 費用:無料
  • 優先度:☆☆☆

スマホ・インターネット契約の氏名・住所変更(銀行口座の名義変更後)

スマホやインターネット契約の氏名・住所変更は、銀行口座の名義変更後に行いましょう。契約内容に変更があると、請求やサービス利用に影響を及ぼす可能性があります。必要書類を用意し、各サービスの窓口またはオンラインで手続きを進めることができます。速やかに変更を反映させて、利用に支障がないようにしましょう。

  • 手続き場所:携帯電話会社の窓口、電話、インターネット
  • 必要書類:本人確認書類、通帳(キャッシュカード、銀行のお届け印、クレジットカードなど)
  • 費用:事務手数料(電話会社によって異なる)
  • 優先度:☆☆☆

各種保険に関する変更手続き(銀行口座の名義変更後)

生命保険や医療保険の名義や住所の変更も、結婚後に行うべき重要な手続きのひとつです。結婚後の姓や受取人を変更しないと、いざというときにトラブルになる可能性があります。

また、結婚後は、生命保険の受取人を配偶者に変更するのが一般的です。

保険会社に連絡して、変更手続きに必要な書類を確認し、早めに手続きを行いましょう。また、結婚を機に新たな保険を検討するのもおすすめです。

  • 手続き場所:電話、インターネット
  • 必要書類:クレジットカード、新姓の印鑑、本人確認書類
  • 費用:無料
  • 優先度:☆☆

結婚したらやることStep6:勤務先での手続き

身上変更申請書などの提出(婚姻届けの提出後)

結婚に関連する手続きは職場ごとに異なるため、まずは就業規則などを確認しましょう。手続きを行うことで、健康保険や年金の氏名・住所変更、配偶者控除などの所得控除の適用、さらに企業によっては家族手当や住宅手当の申請などを行ってくれます。

  • 手続き場所:勤務先
  • 必要書類:新姓、新住所を確認できる書類
  • 費用:無料
  • 優先度:☆☆☆

給与振込口座の変更(銀行口座の名義変更後)

結婚して苗字が変わり、銀行口座の名義を変更した場合は、給与振込口座の名義変更届を提出する必要があります。

  • 手続き場所:勤務先
  • 必要書類:通帳またはキャッシュカード
  • 費用:無料
  • 優先度:☆☆

結婚を機に退職して扶養に入る場合

結婚を理由に退職を考える場合は、まず退職希望日の3〜6ヶ月前までに直属の上司へ報告することが大切です。特に結婚式や引っ越し準備などで退職日が確定している場合は、早めの連絡が円滑な引き継ぎにつながります。退職後に配偶者の扶養に入る場合は、配偶者の勤務先で手続きを行うのが一般的です。その際、必要書類を確認し、提出期限を守りましょう。

扶養に入るためには、年間収入が130万円未満であることが条件となります。また、給与収入が103万円以下であれば、配偶者控除の適用が可能です。配偶者特別控除も条件次第で受けられるため、年末調整の際には「配偶者控除等申告書」を忘れずに提出しましょう。

まとめ:チェックリストを活用して忘れずに手続きを済ませましょう

結婚後の手続きは、役所での届け出をはじめ、住民票や戸籍謄本の取得、健康保険やマイナンバーカードの更新など、多岐にわたります。それぞれの手続きには期限が定められている場合も多いため、優先順位をつけて効率的に進めることが大切です。

計画的に準備を進めて、幸せな新生活を迎えてくださいね。

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